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シティバンク 勝利の複雑系

  • 2009/02/03(火) 20:46:55

シティバンク 勝利の複雑系
スザンヌ ケリー
シティバンク 勝利の複雑系
定価: ¥ 2,415
販売価格:
人気ランキング: 572925位
おすすめ度:
発売日: 2000-08
発売元: コンピュータエージ社
発送可能時期:

工業化社会から情報化社会への移行にともない、ますます複雑化する企業環境。著者は経営の定石として世界各国で支持されてきた、W・エドワード・デミングの品質管理法「TQM」さえも、「管理する」という発想自体が時代遅れであると切り捨てる。そして社員ひとりひとりが独自発想し、実行し、結果に責任を取る「自己組織化」の必要性を説き続ける。 規格大量生産時代に重宝された長期予測や、年1回の業績検査、企業のトップダウン・システムではもはや市場の急速な変化には追いつけないのだ。同僚間あるいは企業間の垣根を越えた協調関係、情報の共有化が、加速し続けるビジネス環境に追いつく最善の、そして唯一の手段となる。そしてそのシステムを根底から支えるのが、経済学に進化論を持ち込んだ「複雑系」の「適応の科学」なのだ。 本書では「複雑系」のメッカ、米サンタフェ研究所の創設に尽力し、その理論を自社経営に生かしているシティバンクを例に挙げ、その発想法、実践法、チェック法、具体的な成果を「4つの簡単なルール」「成功への14のステップ」「複雑系の理論を応用した進化・適応モデル」「現場の声」といった章を通じて教えてくれる。「先の見えない不安定さに耐え、ビジネスチャンスを探し続ける」過酷さたるや。だがそこにはかつてない「やりがい」も用意されていたのだ。(中山来太郎)

組織改革の理論書
企業組織を複雑系と見て如何に能力を発揮する組織作りをするかという本である。
本書は、物理学、数学、生物学、工学などのハードウェアな学問的アプローチを社会学、経営学、政治学などのソフトウェアに当てはめ、病理に侵されている複雑な経営を一定の法則をもとに改善し正常な状態にするという理論と方法論を解いている。
ここで言う、病理に侵されている経営とは、官僚主義であり、正常な状態とは、各自、各チームが自立して全体にプラスの影響を及ぼす、よりフラットな組織体系を表している。
結局、ここでも言っている、ゴールとしての組織文化は、組織改革についての本などで言っているゴールと変わりが無いが、そのゴールの道のりをハードな学問的見地から理論的、体系的に細かく解いていて説得力があり、実用書としても使いやすい仕上がりの本となっているのが、この本の優れたところである。
シティーコープは、ここ数年、続けてGEなどをおさえて最優秀企業に選ばれているが、その理由がこの本にあるのだと思った。

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